ブラック企業勤務経験者が教える求人の特徴から黒さを見抜く方法3選

これからを生きる

どうも!新卒で入社した超絶ホワイト企業から、超絶ブラック企業への御膳上等の転職を果たしたミスターキャリアアップこと、としまるです。

新卒で入社した証券会社は、毎朝8時に出勤し定時で帰ることが月の半分ほど。残業がある時でも、パソコンの立ち上げからシャットダウンまでを就業時間としてしっかり1分単位で残業時間が残業手当として付いていました。

休日出勤はもちろんなく、更に、社宅に住めば自己負担額が月6,000円に加え、電気水道は会社持ちという恵まれた労働環境でした。

そんな私が、みなし残業30時間、労働時間の区切りは30分単位(もちろん切り捨て)、休日出勤確率60%超(人による)、これは先輩社員ですが、月の残業時間80時間超という真っ黒な会社への転落...

もとい、キャリアアップをしてしまいました。

そんな経験から、求人票をしっかり見ておくべきだったと反省している私ですが、求人票から特徴を見抜く方法をご紹介していきたいと思います。

それでは見ていきましょう。

残業「ほとんど」なし・少なめ


まず、何を基準にブラック企業と定義するかによりますが、多くの意見として「サービス残業」や「長すぎる労働時間」があげられると思います。

そこで気を付けていただきたいのが

「残業ほとんどなし」

とか

「残業少なめ」

といった文言です。

これは、会社側が「あくまでうちの感覚でいえばこれくらいの残業時間は少ないよね、あなたたち基準で書いてませんから。」

と読むのが正しい読み方です。

残業時間に関して気になった場合、注意して見るべきは次の言葉です

  • 年棒制
  • みなし残業制(固定残業制)

これらの言葉が求人票に登場したら「おやおや?黒いのでは?」と疑ってかかるのが賢明でしょう。

年棒制

求人票で「年棒制」って書いてあったんですけど

プロ野球選手みたいでかっこいいですよね!

としまる
としまる

まぁ早まるな。

「年棒制」は立派なブラックワードの一つなんだ。

え、、、プロ野球選手ってブラックなんですか!?

としまる
としまる

そういうことを言っているんじゃない。

世の中の求人票に書かれている「年棒制」は気を付けろってこと。

ブラックか~

世の中ブラック企業しかないんですか?

としまる
としまる

もちろん超絶ホワイト企業だってあるよ。

でもこの「年棒制」もブラック率40%(としまる調べ)を誇る危険ワードなんだ。

とりあえず解説はよ

としまる
としまる

月給を年換算しただけのものなのに、会社が勝手に年棒制は残業代が出ないって言い張るんだ。

あ、仕事行かなきゃ。んじゃ!

うわ、出た!

説明少ないですよ~(ブラックだから時間がないんだな)

年棒制でも、もちろん会社側は残業代を支払う義務があります。

しかしながら、「年棒制=1年間分の給料だから残業は出ない」という謎の解釈から残業代が支払われないケースがあります。

年棒制は会社と労働者で年の給与を話し合いで決めるだけで、定時で働いた分の給与しか含まれていません。

年棒制と言っても毎月給料は支払われますので、月の給与を年に換算しただけのものです。

ですから、「うちの会社は年棒制だから残業は出ない」

というのは大きな間違いで、残業した分はあらかじめ決めた年棒に加算して支払われてしかるべきなのです。

みなし残業制(固定残業制)

求人票を見ていると、よく「みなし残業」という言葉を見かけるんですが、これってブラックなんですか?

としまる
としまる

うーん、一概には言えないけど結構黒いところは多いよ(*‘∀‘)

(何で嬉しそうなんだろう・・・)

どれくらいブラックなんですか?

としまる
としまる

みなし残業はブラック確率50%ってとこかな~。

みなし残業は「~時間働いたことにして給料出しとくね」

って感じで給料が決まってるんだよ。

いや、もっと詳しく...

としまる
としまる

こっちはブラックで忙しいんだ!

説明を見てくれ!!

すみません!

(ブラックって辛いんだな)

求人表でよく目にする「みなし残業」ですが、これはどういった意味なのでしょうか?

簡単にいうと

残業時間込みであらかじめ基本給が決まっている給与制度です。

上での話でもあった通り、「残業はおそらく毎月これくらいになるから、その分を基本給の中に入れておきますね」ということです。

みなし残業制度を導入している会社で働くとした場合、まず定時で帰ることはできないといっても過言ではないでしょう。

みなし残業に多いのが20時間〜30時間といったとところですが、月の勤務日数を20日として、1日あたりで換算すると、約1時間から1時間半ほどとなります。

もし1日残業がない日があり、その分を次の勤務日に回すとすると、その日の残業時間は2時間〜3時間ということになります。

企業側もあらかじめ残業時間を賃金として組み込んでいるので、その時間の中では働いて欲しいと考えますので、みなし残業はほぼ、その上限に近い時間まで働かされると言っても間違いないでしょう。

そしてそれよりも厄介なのが、「残業代が固定なんだから、どれだけ残業しても残業代が変わらない」と勘違い、もしくは労働者の無知に付け込んで意図的に、会社側がいくらでも働かせている現状があるということです。

もちろん、法律上では当初みなされていた残業時間(20時間なら残業時間が20時間を超えたところ)を超えれば残業代は追加で支給されなければなりません。

それをみなし残業(固定残業)だから、給料も固定なんだという言葉には絶対に騙されてはいけません。

誰でもいいような言い回し

としまるさん!さっきのアドバイスを参考に

何社か受けようと思うんですけどこことかどうですか??

としまる
としまる

うーん、ブラックだね

じゃあここは??

としまる
としまる

じゃあここ

 
としまる
としまる

真っ黒

何でですか!

残業はちゃんと出るって書いてありますよ!

としまる
としまる

求人票を見てみて

・未経験者大歓迎

・シニア活躍中

・人物重視、学歴職歴不問

って書いてあるでしょ?この、誰でもいいような言い回しは非常に危険なんだ。

会社に求められてるのかと思っていたんですけど

違うんですか?

としまる
としまる

こういった企業は、圧倒的に人手不足な可能性が高い。

急成長していて今人が必要という可能性もあるんだけど、人が足りないということは、それだけ人が辞めていってると考える方が無難だね。

上の会話でもあった通り

  • 未経験者歓迎
  • シニア活躍中
  • 人物重視、学歴職歴不問

といったことが書かれているのは非常に危険です。

アルバイトに関してはその限りではありませんが、やはり圧倒的に人が足りない、誰でもいいという魂胆が隠れています。

こういった言葉は言い換えれば「誰でもできる仕事」なのです。

誰でもできる仕事にも関わらず、常時求人を掲載しているともなれば、更に危険度は高まります。

誰でもできる仕事なのに、人を常に募集しているということは、それだけ人が辞めていっているということなので、仕事のきつさの割に給料が見合わないなど、何かしらの問題があると考えざるを得ません。

そして、スカウトサービスのあるようなサイトを使ったときに、ほとんど経歴も自己アピールも書いていないのにスカウトメールが届くような企業もこれに似た理由です。

サクラが多い出会い系アプリに登録して名前を書いただけなのにいいねが来まくるみたいな感じですね(笑)

幹部候補生募集

としまるさん!

今度こそ超優良ホワイト企業の求人を見つけました!

としまる
としまる

お、どれどれ?

なるほど、残業代はちゃんと支給されるし

資格も経歴も必要。

「幹部候補生募集」か...

そうです!

この資格持ってますし、活かせる仕事を探していました。

しかも、幹部候補生らいいですよ!

 
としまる
としまる

ブラックの可能性は捨てきれないな~

今回は何がダメだっていうんですか?

いい加減にしてくださいよ!

としまる
としまる

問題はこの「幹部候補生」っていう言葉だな。

これは残業代が固定でもらえないどころか1円も出ない可能性まである

もう嫌だ...

早く解説してください。

労働基準法に

「監督もしくは管理の地位にある者(管 理監督者)又は機密の事務を取り扱う者については、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用しない

厚生労働省より引用

というものがあります。

簡単に言うと、管理職に休日手当や残業代は発生しない。というものなのですが

労働基準法では「管理職」の定義もなされています。経営者と同じようね権限を持っていたり、一般職員に比べて、給与が優遇されていたりと、一般企業でいうところの役員のような立場でなければ管理職とは呼びません。

しかし法律的に定めらていても、企業では「課長」や「部長」は管理職と呼ばれています。

このように実際の判断はグレーなところなので、「幹部候補」という求人を掲載しているところでは、いわゆる「名ばかり管理職」にさせられ、残業代はおろか、休日出勤手当も支給されない恐れがあります。

ですから、「幹部構成募集」や、「最短半年で昇進可能」というようなうたい文句には名ばかり管理職にさせられてサービス残業、休日出勤をする可能性があるということを覚えておいてください。

まとめ

ありがとうございました。

ブラックの見分け方が分かった気がします。

それで感じたことがあるんですけど、求人票って嘘というか、嫌なところはぼんやり書かれているんですね。

 
としまる
としまる

そりゃ、堂々とうちはブラックですけど働きませんか?とは載せないからね。

君も履歴書では経歴を少し盛ったり、ないことを書いたりするだろ??

ぎくっ(;゚Д゚)

としまる
としまる

採用活動は騙し合いみたいなところがあるからね。

僕らも企業の嘘を見抜いていかないといけない。

としまる
としまる

今回紹介した

・残業ほとんどなし・少なめ

・誰でも募集

・幹部候補生募集

っていうキーワードに気を付けて転職頑張って!

はい、ありがとうございます

今回は求人票から、ブラック企業の特徴を見抜く方法を3つご紹介いたしました。

皆様の転職活動や、これからの就職活動のご参考になれば幸いです。次の章は、現在ブラック企業で働いている人向けに作っていますので、ぜひご興味のある方は読み進めていってください。

ブラック企業に入ってしまったら

転職前の方に読んでいただければ参考になると思いますが、すでにブラック企業に就職してしまっている人はどうすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。

さっさと辞めましょう。

(笑)

「そんな簡単に言うなこっちにも生活があるんだ!」と言いたい気持ちは非常に分かります。

でも、楽しくもない、辛いだけの仕事に毎日行かなければならない。1日朝から晩までストレスを感じ続けて働くのは相当損をしていると思います。

仕事が週に1、2回で何とか耐えれば生活していけるというのならいいですが、週5日、もしくはそれ以上の時間を会社に奪われながら、ストレスを感じ続けるのはさすがに人生楽しくないですよね(笑)

もう今の時代「仕事は我慢してやるもの」という概念は全くもって崩れています。

生活もできないというのも言い訳に過ぎません。

私の場合、以前働いていたホワイト企業から現在のブラック企業に転職したら、年収換算で100万円ほど下がりました。家賃光熱費なども考えると150万円ほど使えるお金は減っています。

でも、何とかなります(笑)

ADHDで金銭管理が苦手な私ですら何とかなっているので、皆さんならば絶対に何とかなると思います。

卵かけごはんの回数を増やせばいい話!(笑)

「でもお前ブラック企業で働いてるじゃん」

と思ったあなた。私は以前のホワイト企業にいた頃は、物凄く甘えてしまっていました。何も行動しなくてもお金は毎月結構入ってくるし、ブログを書く気力も生まれなかったので、今となって転職は後悔はしていません。

死なない程度のブラックなので、怒りと不満を別のところにぶつけて頑張っています。

本当に死にそうなぐらいまっくろくろすけの会社ならすぐに辞めるべきだと思います。悩んでる時間すらももったいない。

弁護士に相談するとかも、転職が終わってからでもいいし、私がいないとみたいな下手な責任感も持つ必要もない。

あなたの人生はあなたのものです。

なんか自己啓発みたいになってしまいましたが、本当に伝えたかったことです。

転職で気を付けたいこと

転職に関して検索すると、どこのエージェントがお勧め、とか、ランキングが掲載されているサイトが多いのですが、私はエージェントではなく、担当者で決めるべきだと思います。

私は、こういった人材派遣の会社に勤めている友人がいるのですが、その友人曰く「ブラック案件は多い。そしてやはり、ブラック企業はすぐ人が辞めるのですぐに求人が多くなる」とのことです。

また、「転職は、その人の人生を決めかねない大事なイベントの一つなので、ストレスも多い」とも言っていました。

この友人は、最大手の求人企業ではありませんが、お客様のことをしっかり考える人にエージェントになってほしいものですよね。

ですから、大手のエージェントだからという理由で決めるのではなく、その人自身で決めて行くべきではないかと思います。

大手でも、数字のためにブラック案件をバンバン流してくる人もいれば、中小企業でもしっかりとお客様(転職志願者)を考えて提案してくれる人もいます。

最後に

ブラックの見分け方から、ブラック企業に入ってしまったらどうするかについて書いてきましたが、結局は、何かをしないと何も始まりません。

そして、たとえエージェントに頼っても、全て人任せではつかめるものもつかめません。

全て能動的に動くことが大切だと思います。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

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